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3月6日 工業技術センターと突板
 今日、私は設計業務で、妻が製作業務です。今日は外回りが多かったようで、まず工業技術センターに新作スツールの繰り返し衝撃試験の依頼。これは椅子に60キロの重しを載せて4000回の衝撃を与え、強度を測る試験で、商品としての耐久性の目安になります。
 つぎに行くのは、レターケースの製作に向けて、金物や突板(つきいた)など材料の情報集め。突板とは合板に表面に薄い綺麗な板を張った材料で、棚板や扉など大きく、軽さの要求される部分の表面に用いられます。これらの材料を集め、金額を把握することで、見積もりと試作を行い、製品化の可能性と価格の検討ができるのです。そして、レターケースのラフモデルの製作。お店からの量産を目的とした商品の依頼の場合、図面だけでなく、実物で確認した方がより納得して貰え、細かい部分を煮詰められます。
 静岡は家具の産地(私達の住む藤枝市八幡には家具団地もある!)なので、同業種の多さの厳しさと共に、木工関連の材料や機械などが探しやすく、色々と助かっています。
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by hwf05 | 2006-03-06 23:43 | ■製作の道のり
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静岡県藤枝市の旧東海道沿い。家具・プロダクト工房の日々の風景。
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第38回、第44回静岡伝統産業工芸展『県知事賞』受賞
2021年度ウッドデザイン賞入選
2019~23年度日本民藝館展入選

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