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時々
話すことで、すこし気持ちが楽になると良く聞きます。
少しでも、気持ちを楽にしたいと、言葉にしてみます。

時々、ふと過去の事と、今の自分の子育ての事や生活を重ねてみています。
いつか、子供が激しい反抗期に入り、父親を力で倒す日が来て、同じ男の立場で意見する。
また、いくらか生きてきて、自分に消すことのできない悲しみや挫折の傷がある。
自分の挫折や悲しみは、自分で対応するものだけど、してあげられなかった後悔は。

私の父親は、仏様になっています。
私は、プータローのような一年間に父親から勘当になり、好きなことをしようと
長野に家具を学びに行きました。

静岡に来て、結婚して、働き、やっと勘当されたことに感謝できるようになり、
手紙を書こうとしていた矢先、父は亡くなりました。
唯一してあげられたことは、孫を抱かせて上げられたくらい。
それも一年間もなかった。

荒井由美さんの歌を歌っている人の番組を見ると、後悔がいつも押し寄せてきます。
荒井由美さんの歌を聞いた父が、思い切って子供にCDを買って来てと言ったのに、
恥ずかしくて、断ってしまったことを、悔やんでも悔やみきれません。

これからの人生で、少しでもこのような後悔を少なくしたい。
父親は57歳で、モーエンセンは58歳で亡くなっていて、意識して歩んでいます。
自分の子供達にも、してあげられなかった後悔を少しでも減らしたい。

シェーカー教の創始者、シスター・アン・リーの言葉
「何千年も生きるという気持ちで働き、明日死ぬという気持ちで仕事をなさい。」
をとても気に留めて、仕事をしています。

それは子育ての時に、
「何千年も生きるという気持ちで接し、明日死ぬという気持ちで育てなさい。」
そんな風に、言われている気もするのです。
by hwf05 | 2011-02-05 00:21 | ■家族の様子
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静岡県藤枝市の旧東海道沿い。家具・プロダクト工房の日々の風景。
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第38回、第44回静岡伝統産業工芸展『県知事賞』受賞
2021年度ウッドデザイン賞入選
2019~23年度日本民藝館展入選

静岡県焼津市大島994-10
℡ 080-5135-0650
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