ネストスツールのセットを製作中で、組立まで終わりました。これから、仕上げと塗装に入りますが、その前に、組み立てる際に生じた目違い(僅かな段差)を平らにする「目違い払い」を行い、角の面を取り、座が水平になる様に脚を切ります。
この脚を切る際に重要なことは、基準にする面が平らであること。身の回りを見渡してみても、完全に平らであると言える部分は無いと思います。そこで登場するのが、材料を切る昇降盤の上面である「定盤」です。 鉄自体も気候や荷重で微妙に動きますが、それも僅か。そこで、この定盤の上に椅子を載せて、水平を計りながら脚の長いところを切るか削ります。ピタッと動かなくなった瞬間が快感ですが、家の床も完全に平らではないので、若干がたついても、荷重をかけるとぐらつかなくなるという次第です。 娘は大怪我を経験して、痛みを堪える術を身に付けたようです。怪我をしたところに消毒液を塗るのがしみるようですが、畳の上でゴロゴロしながら心の準備をして、ウンッと歯を食いしばった瞬間に妻が消毒液を塗るという連携プレイ。お尻を縫ったのがよほど痛かったのでしょうが、「痛みに我慢できる」という自信になったようです。
by hwf05
| 2006-10-24 12:50
| ・材料と道具
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