カテゴリ:■製作の道のり( 43 )
洗練と根拠と直感
家具工房で目指す、家具の方向性は、『洗練・上質』。
アーティスティックであること=美しいこと、では無い現代で、
美しさの基準は何なのでしょうか。
美しさ、美味しさに根拠の有無は。

美しさ、美味しさには、慣れという習慣も強く影響しています。
私は、万人が同じ感性ではなくとも、根拠のあることを積み重ねたい。
その根拠が血肉となり、自分の感性として身に纏って、直感的に決められたら。

その根拠の中で、重要だと思っていることが、
無駄を削ることと削ること全てが正しいことにはならないこと。
全ての工程を知ってこそ、本物のデザインができるはず。
その弛まぬ歩みの延長上に、洗練と上質があると思っています。

直感的に美しいものを生み出すために、根拠ある作業を繰り返す。
センスが磨かれることは、試行錯誤を重ねた先にあると信じる。
そんな、矛盾にも見える行為、深い思考に浸かることが、とても好きです。

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by hwf05 | 2017-09-22 13:35 | ■製作の道のり | Comments(0)
破壊試験の様子2とまめに
破壊試験の様子を他の角度から撮影。

しばらくブログを更新していなかったために、見てくださる方も減ってしまいました。
それでも、見てくださっている方もいらっしゃる事に感謝し、まめに書こうと決意。
ブログを始めた頃の初心を思い出し、読者が自分しかいない状態から
少しずつ増える嬉しさを再体験しようと思います。

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by hwf05 | 2017-09-12 14:06 | ■製作の道のり | Comments(0)
破壊試験の様子と驚きとデビュー
静岡県の工業試験センターで行った、旧JISの椅子の繰返し破壊強度試験。
60KGの重しを載せ、前を5cm上げ、8000回繰り返す一番厳しい試験。
自信はあったのですが、鉄板の上での試験で、凄い衝撃音。
不安にもなりましたが、無事通過。

前を3cm上げ、4000回繰り返す、基本の試験でも半分は壊れるそうです。
この試験をクリアすることが、耐久性に関する品質の基本だと思います。
ISOの試験は、圧力を与え、変位を数値化し、剛性を把握。
殆どの椅子が通過し、良心的なメーカーは、その後にJISの試験をやるとの事。

現在は、ISOの試験を通過すれば、販売するのに問題は無い。
それでも、より厳しいハードルを乗り越えるのが、自信になります。
シャープなデザインで試験をクリアしたので、試験担当者が驚いていました。

こういう試験を通過し、構造に自信を持って、自由にデザインしたい。
ユーチューバーとしても、デビュー。

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by hwf05 | 2017-09-12 14:04 | ■製作の道のり | Comments(0)
超硬の刃物
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お言葉に甘えて、頂いた超硬の刃物。
ハイスピード鋼の刃物より、10倍切れ味が長持ちしますが、お値段も6倍くらい。
それでも、研ぎ代は2倍もしない。
刃物の精度の高いセッティングには時間が掛かるので、刃の持ちはとても大事。

この超鋼の刃物は、コバルトが多く使われていることで、いわゆるレアアース。
価格も中国の言いなりで、どんどん上がっているとか。
そんな大事なものを、惜しみなく譲ってくれる刃物研ぎ会社の方。
いつも、色々とお世話になっていて、いつか恩返しをと。
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by hwf05 | 2012-04-05 16:23 | ■製作の道のり | Comments(0)
二枚ホゾ
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二枚ホゾで、強度を出す
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by hwf05 | 2012-02-08 20:22 | ■製作の道のり | Comments(0)
脚の木組み
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テーブルの脚の木組み。
中はこうなっている。
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by hwf05 | 2011-07-08 14:22 | ■製作の道のり | Comments(0)
仮組み
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仮組みで、精度を確認。
部分ごとに仮組みしていきます。
全部を組み立てると、分解するのがとても大変。
以前、分解するのに一苦労したことも。

仮組みをすることで、組み立ての手順や注意点を把握できるのが重要。
仮組みで裏表を間違えたことがあり、接着剤が付いていたら…、と冷汗の時も。
失敗を経験することが大事なのだと、思います。
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by hwf05 | 2010-05-28 08:34 | ■製作の道のり | Comments(0)
加工の共有
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セッティングに手間の掛かる加工がいくつかあります。
幾つかの仕事のタイミングを上手く合わせて、手間の掛かる加工の共有。
その一つが、アリ加工です。
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by hwf05 | 2010-05-27 16:37 | ■製作の道のり | Comments(0)
11月4日 見た目と我慢
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製作を始めたテーブルの天板の様子。
今回は長さ2メートル、幅90センチと今までで一番の大きさ。
重量を考えると、加工や組立の大変さは…、なるようになるはず!!。

天板で気を使うのは、板接ぎの精度と見た目。
木目や色、年輪の勾配、順目と逆目など色々と検討することがあり、
何回も向きや配置を変えます。
目指すのは、違和感の無い、自然な雰囲気。

天板の見た目が、落ち着きが無かったり、目立ちすぎたりしないよう。
そして、木材に制限のある中ではベストよりもベターを目指すこと。
この木の並び替えは、端から見ると生産性が無いように見えるかも知れませんが
見た目や雰囲気といった品質を左右する大事な仕事です。

我が家に古くからいるマック。
ウィンドウズが来てから、急にブログの投稿の調子が良くなりました。
コンピューターにも魂は宿るのか。


夜に子供達が見た「名探偵コナンスペシャル」。
創造力のある息子は、途中で怖くなってしまい、テレビを消すことに。
強がっていた娘も、反対をしないということは、怖かったのかも。
怖い場面が頭を離れないと、妻にくっついていた息子です。
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by hwf05 | 2008-11-05 09:40 | ■製作の道のり | Comments(0)
4月10日 接ぎ面と気まぐれ
クルミのテーブル再開です。
荒取りしていた天板を再び製材。
仕上げ寸法の厚さにして、板をつなぐ加工。
今回は、4枚の板をつないで天板にするので、3カ所が接ぎ面。

接ぎ面の接着面を、真ん中が僅かに隙間になるように加工。
その隙間の具合を、懐中電灯の光で確認します。
僅かな隙間を、きつく締めることで、ピッタリと接着。
綺麗に加工が出来るまで、何度も行います。


子供の行動は気まぐれ。
小学校2年生の息子に、1年生の娘の重たい荷物を学校まで運んで貰う。
運ぶのを嫌がったりしますが、登校中は娘を気遣う素振りも。
お兄ちゃんの行動と、お兄ちゃんらしくするのが嫌な行動、両方あります。
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by hwf05 | 2008-04-11 12:48 | ■製作の道のり | Comments(0)


静岡県藤枝市の旧東海道沿い。家具・プロダクト工房の日々の風景。
by hwf05