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1月24日 檜シリーズと適当
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檜のスツールとベンチと子供椅子を納品。
以前に木馬の注文を頂いた(10月11日の記事)お客様から、
お父さんの遺した檜の座板で、ベンチやスツールを製作するという依頼。
構造を考えることに時間が掛かり、やっとお渡しすることが出来ました。

ベンチの寸法以外、全てお任せだったので、お客様の反応が不安でもありましたが、
とても喜んで下さり、作り手冥利に尽きます。
座面が檜なので、他の部材も檜で製作、時が経つと良い飴色になるのが楽しみ。
檜は、私達が普段作っている広葉樹より柔らかいので、木組みに悩みました。

強度を出すために、外側まで木組みが見える仕組みなので、精度がかなり必要。
組み方や微調整の方法など新しい挑戦もあり、とても勉強に。
調整代の殆ど無い仕事なので、量産性は落ちますが、檜で椅子が作れると確信。
新しい家具シリーズのコンセプトも得て、針葉樹を使う可能性も広がり、楽しみ。

新しい家具シリーズのプロトタイプは、2月のグループ展で展示予定です。
子供椅子は、今後我が工房での定番化に向けて、木材を変えて、デザインも改良。
定番として完成するまで、発表は控えたいと思います。


妻の友人のお母さんが養老孟司さんの焼津での講演会を見てきたとのこと。
又聞きの又聞きですが、子育ては結構適当で良く、ポイントは

1・何があっても良いように、いっぱい子供を作ること。
2・子供はどんどん成長し、賢くなるので安心して、
  自然に多く触れさせると、感性が広がりやすい。
3・夫婦も親子も各自で考え方が違うのは当然なので、同じにしようと思わない。

などを伝えていたそうです。
養老さんのざっくりした考え方がとても好きです。(新聞で読むばかりですが)
by hwf05 | 2009-01-25 13:55 | ■家族の様子
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静岡県藤枝市の旧東海道沿い。家具・プロダクト工房の日々の風景。
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