仕事とは、過去から未来に向けての時系列の中で、現在の仕事を進めること。
失敗は、成功の母と良く聞くのは、学ぶことは失敗の中に多くあるから。 成功は、今の自分の能力ですんなり通った結果であり、考える部分は少ない。 失敗や自分の思った通りにならなかった時、まず現在の対策を考えて 次に、過去に戻って幾つかの展開と対策を考えてみる。 その手数を広げる発想が、未来の能力向上につながる。 一つの失敗から、いかに多くの方法を導けるかが大事なはず。 対策の答えを憶えるのではなく、筋道を考えてみること。 それは、間違いに早めに気付く感性となり、物つくりに向かう姿勢まで捉え直す。 それが、失敗から学ぶことの本質だと思います。 お客様とお話をしていて、私が大事にしている信念は、過去のお客様に背かない事。 技術は進歩して、思考は深くなっていきます。 しかし、初心は変えずにいる、つまり初心、自分の立ち位置をしっかりと考えること。 誠実な仕事は、どうしても予定以上の時間が掛かってしまいます。 そこで、利益を確保するための手抜きを絶対にしないこと。 次(未来)のお客様のために、現在のお客様の仕事の手を抜くことは、 未来のお客様の仕事でも手を抜く可能性があります。 工房を始めた頃、まだ誰にも名前も知られていない時に、頂いた注文。 何より嬉しく、時間が掛かりましたが、誠実な仕事を心がけました。 単純に時間計算で作るものではない、信頼関係での商品。 既に行っているワークショップ企画に場所を提供してくださる方と、お客様。 その方達の今後の利益と筋道も考えながら、新しいワークショップの企画を考える。 そういうことを考えていると、考えることが多く、なかなか進みませんが。 現在、未来のお客様が、過去のお客様になった時も失わない信用。 それが作り手の担う責任だと、私は思います。 息子が、反抗期に差し掛かりつつあり、トイレにこもってボイコット。 きっかけは些細なことですが、子供なりに納得がいかない。 大人に向かって歩むことは、大人を越えていこうという意思なのかも。 私が親に向かって言った言葉を、息子が喋る。 子供なりに、筋道は通っていると思いますが、親の立場は知らない。 どう彼らと向き合っていくか、今後の課題。 それでも、何より向き合うことが一番大事だとも感じます。
by hwf05
| 2010-02-11 13:59
| ■家族の様子
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