10月17日 漆と幹
仕事が終わってから、漆の講習会に参加しています。
色漆を用いた変わり塗りの講習と拭き漆の講習を合計で半年ほど。
6年以上通っている気がします。

漆は、学ぶほどに、その性能の高さと面白さに気付き、
小中学生の頃の図画工作のような、純粋な楽しさを感じます。

ただ、最終的には、商品や作品に落とし込みたいと思っており、
漆は手間の掛かる工程から高価なものになってしまいがちなところで、
どの様に用いるか、オリジナリティをどこに求めるか、考えています。
当然、漆塗りのプロには技術は劣るわけで、同じやり方では商売にならない。

色々と試行錯誤することは、実験だったり、挑戦することですが、
そこで、基礎というか、初歩の部分を重要視しています。
素人臭く見え、笑われるような技術や結果だったりしますが、
そこまで戻らないと、自分らしい道、新しい道も見えにくい。

技術の延長上にばかり眼を向け、最後に枝葉しか残らないことにならないよう、
大きな幹の部分にまで立ち戻り、自分が伸ばすべき方向を探る。
そんなやり方が好きです。

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by hwf05 | 2017-10-17 13:53 | ■工房の様子 | Comments(0)
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静岡県藤枝市の旧東海道沿い。家具・プロダクト工房の日々の風景。   第38回、第44回静岡伝統産業工芸展で県知事賞受賞。
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